『猫ちゃん病院に来る時のヒント』
看護師の市村です。
前回はキャリーバッグに慣れるヒントという話でしたが、今回は実際に来られる時の話です。
私がお勧めする事は3つあります。特に怖がりの猫ちゃんには少しでも役に立てたら嬉しいです。
①怖がりの猫ちゃんや暴れてしまう猫ちゃんは大きめの洗濯ネットに入れてからキャリーバッグに入れます。←洗濯ネットは猫ちゃんの体を包み込み、守られている安心感を与えてくれます。
ネットに入ったまま診察もできます。
②待合室ではキャリーバッグにバスタオルをかけて目隠しを作ってあげます。自分の臭い付きのタオルは猫ちゃん達を安心させます。怖がっていたら診察の時もそのタオルでお顔を隠す事もできますよ。
お車でお越しの場合は順番が来るまでの間は、お車で待機するのも良いと思います(飼い主さんだけ受付していただければベルをお渡しできます)
③携帯の写真や動画を活用する←これはわんちゃんにもお勧めです。
歩き方がおかしいけど、病院では怖がって歩いてくれない。クシャミか咳をしているが今は止まっている。お口の様子を診てほしいけど、嫌がって診せてくれない。などなど、病院では症状を出さない猫ちゃんやわんちゃんがたくさんいます。診察の時に写真や動画を見ることで症状が伝わりやすいので、ぜひ活用してしてみて下さいね。