フィラリア症
こんにちは。動物看護師の酒井です。
5月に入り暖かくなりましたね☺︎
5月になるとフィラリアの予防が大事です。血液検査をしてフィラリア症にかかっていないことを確かめて予防薬を飲むのが毎年の習慣になっている方も多いのではないでしょうか。
そもそもフィラリア症とはどんな病気かご存知ですか?蚊が媒介することで感染して心臓に虫が寄生してしまいます。
初期症状では、咳をする、運動や散歩を嫌がるようになる、痩せてくるなど中高年齢になるとでてくるような症状ですが、進行していくと口や目の粘膜が白くなる、お腹が膨らんでくる、血尿が出るなどの症状が出ます。
フィラリア症にかからないためにもフィラリアの予防薬をしっかりあげましょう。
フィラリアの予防薬は蚊に吸血されないための薬ではありません。蚊に吸血されたときに犬の体内に入ってきたフィラリアの幼虫を成長しきらないうちに駆除するためのものです。従って予防薬を飲ませるのは蚊が出始めて1ヶ月後の投与で大丈夫ですが、蚊がいなくなってから1ヶ月後まで予防することが大事です。
毎月1回薬を飲ませて予防しましょう!