『家庭どうぶつ白書のすゝめ』

こんにちは、獣医師の中西 亮太です。

 

あと少しで2024年になりますね。

毎年12月になると、ペット保険などを取り扱っているアニコムホールディングス株式会社から『家庭どうぶつ白書』が公開されます。

これはアニコムのペット保険金請求データや独自のアンケート調査などをまとめたもので、私のような動物医療に携わる人間だけでなく飼い主様にとっても有用な情報が多数掲載されています。

今回は最新の「家庭どうぶつ白書2023」に記載されている内容や効果的な利用方法を一部ご紹介致します。

 

 

① ワンちゃんネコちゃんの平均寿命

 

 

 

 

 

 

※グラフはアニコム『家庭どうぶつ白書2023(https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312.pdf』より引用

ワンちゃんネコちゃんの平均寿命は2008年の調査開始以降最長になりました。

これは医療技術の進歩もそうですが、飼い主様のワンちゃんネコちゃんに対する健康意識の向上によって病気の早期発見、早期治療が可能になってきていることが要因の1つだと思われます。

② 高齢のワンちゃんで多い疾患

2023年版のトピックとして8歳以上の高齢なワンちゃんネコちゃんに多い疾患もまとめられています。

※表はアニコム『家庭どうぶつ白書2023(https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312.pdf)』より引用

 

ワンちゃんのランキングの中で注目すべきは2位に弁膜症がランクインしていることです。

TOP5にランクインしているその他の疾患はどれも全年齢を通して多く見られる疾患ですが、弁膜症は高齢のワンちゃんで見つかりやすい疾患です。

特に人気犬種であるチワワさんでは他の犬種に比べなりやすい病気の第1位がこの弁膜症です。

 

 

 

 

※表はアニコム『家庭どうぶつ白書2023(https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312.pdf)』より一部抜粋して引用

 

心臓病である弁膜症は知らず知らずのうちに進行し、前日まで何もなく過ごしていた子がある日急に呼吸が苦しくなったり倒れたりすることがある恐ろしい病気です。

早期発見のためには定期的な診察と健康診断が不可欠です。

6歳を過ぎましたら最低でも半年に1回は病院で診察を受けていただき、弁膜症が疑わしい場合と判断された場合は精密検査を受けるようにしましょう。

 

 

③ 高齢のネコちゃんで多い疾患

 

 

 

 

 

 

 

※表はアニコム『家庭どうぶつ白書2023(https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312.pdf)』より引用

 

ネコちゃんのランキングで注目すべきはその他泌尿器疾患、腎臓病、膀胱炎と泌尿器疾患が上位に多い点です。

特に慢性腎臓病の発症率はとても高く、重症になるまで気づかないこともあります。

腎臓病の症状として見られやすいのは「飲水量と尿量が増える」です。

しかしながら症状が出なくても発症していることが多いので、6歳を過ぎましたら少なくとも年に1回は血液検査で確認するようにしましょう。

 

 

④ 番外編:ワンちゃんネコちゃんの名前人気ランキング

毎年人の名前ランキングが発表され話題になりますが、この家庭どうぶつ白書にはペットの名前ランキングも掲載されています。

性別問わず集計した総合ランキングでは興味深いことにワンちゃんとネコちゃんで同じ名前が1位にランクインしています。

その名前は。。。。「ムギ」ちゃん!

実は去年も1位で不動の人気となっているようです。

新しい子を迎える時にはこのランキングを参考に名前を決めるのも良いかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※表はアニコム『家庭どうぶつ白書2023(https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312.pdf)』より引用

 

 

⑤ 家庭どうぶつ白書の有効な活用方法

この家庭どうぶつ白書が有用である理由は「自分のワンちゃんネコちゃんが罹りやすい病気を知る」ことができるからです。

全ての犬種猫種ではありませんが、統計を用いて罹りやすい病気をランキング化してくれています。

例えばトイプードルさんの場合、下記の表にあるように糖尿病が他犬種に比べてなりやすいとされています。

確かに日頃診療していて、ワンちゃんの糖尿病はかなりの割合でトイプードルさんが発症している印象があります。

糖尿病の場合、出やすい症状としては飲水量や尿量の増加、食欲の増加、体重減少などが挙げられますので、それらの症状が出ないか日常的に見ていきましょう。

このように自分の愛犬愛猫がどのような病気になりやすいかを知っておくことで、日頃何を気を付けるべきかを事前に知ることができます。

病気の可能性がないか、日頃何を気を付けるべきかなどは診察時にお伝えしますので、お悩みなどございましたら診察時にお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

※表はアニコム『家庭どうぶつ白書2023(https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312.pdf)』より引用

 

 

 

 

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