Instagram LINE

歯科治療について

歯の治療はどうして大切なのでしょうか?

ワンちゃんやネコちゃんの歯の病気は、見た目以上に身体へ大きな影響を与えることがあります。
特に歯周病は非常に多い病気で、進行すると口臭や歯石の付着だけでなく、歯肉の炎症や痛み、歯が抜ける原因にもなります。
また、歯周病菌が血液を通して全身に広がることで、心臓や腎臓などの臓器へ負担をかける可能性もあるといわれています。しかし動物たちは痛みを我慢してしまうことも多く、症状が目立たないまま進行しているケースも少なくありません。
歯科治療は、単に歯をきれいにするためだけではなく、毎日を快適に過ごし、健康寿命を延ばすための大切な医療の一つなのです。

3歳以上の犬猫の多くに歯周病がみられるといわれています

歯周病はワンちゃんやネコちゃんで非常に多い病気の一つで、3歳以上では多くの子に何らかの歯周病がみられるといわれています。初期は歯石や口臭程度に見えても、進行すると歯肉の炎症や出血、強い痛みにつながることがあります。
さらに悪化すると、歯が抜けたり、顎の骨が弱くなったりすることもあります。症状が目立ちにくいため、定期的なチェックと早めの治療が大切です。

「食べれているから大丈夫」とは限りません!

動物たちは口に痛みがあっても、我慢しながら食事を続けていることがあります。歯周病が進行していても、症状が分かりにくいことは少なくありません。歯科処置後に「こんなに元気になるとは思わなかった」と驚かれることも多く、口の健康は日常の快適さにも大きく関わっています。

全身麻酔よりも歯周病を放置する方がリスクは高いです!

動物病院で歯周病の治療を行う際には、どうしても全身麻酔が必要になります。
「全身麻酔をしてまで受けなければいけないものなの?」と思われる飼い主様もおられるかもしれませんが、全身麻酔のリスクと歯周病を放置した場合のリスクを比較した時、圧倒的に歯周病の方がリスクは高いと言えます。
もちろん、全身麻酔を実施する前には徹底的に術前検査を行って安全性を高めますし、治療中も麻酔モニターで身体の状態を常時監視します。
全身麻酔に対して抵抗があったり、不安を覚えたりするお気持ちはよくわかりますが、歯周病を放置することの方が絶対的にリスクは高いので、ためらわずにきちんと治療を受けさせてあげるようにしてください。

こんなお悩みはありませんか?

  • 歯石がついている
  • よだれ・鼻水・鼻血・くしゃみがよく出る
  • 食べづらそうにしている
  • 口臭が気になる
  • 歯肉が腫れている
  • 歯肉から出血がある
  • 口の周りが汚れている
  • 頬や顔が腫れている
  • 食事中に食べ物をこぼす
  • 口が開かない・閉じない

当院の歯科処置の特徴

01

豊富な歯科処置の執刀経験

有難いことに当院では現代表が院長の頃から多くの患者様に定期的に歯科処置を受けていただいているため、豊富な歯科処置の執刀経験があります。
日常的に執刀しているからこそ得られるノウハウを最大限利用した処置が可能です。

02

徹底した麻酔管理

安全な処置のためには徹底した麻酔管理は欠かせません。
当院では事前に麻酔リスクを調べ、その子にあった麻酔計画を立てます。
処置中は様々なモニタリングデバイスを用いてその子の様子をこまめにモニタリングし、必要な薬剤を適宜使用して安定化します。
気管を傷つけにくい気管チューブを用いるなど安全面でも配慮しています。

03

痛みのケアも入念に実施

麻酔がかかってる状態でも痛みは感じます。もし痛みを感じた場合は麻酔の状態に影響が出るため、痛みのケアはとても大事です。
鎮痛薬の投与はもちろん、獣医療ではまだ導入が少ない局所麻酔を行うことで、処置に伴う痛みを軽減し、処置中「快適に」寝てもらうことを目指しています。

04

アフターケアーも充実

歯科処置を行ったとしても、そのまま放置すれば早いと1年程度でまた歯科処置が必要な状態に戻ってしまうこともあります。
当院では「処置して終わり」ではなく、処置後を再スタートと捉え、歯科処置後の検診ではこれまでデンタルケアを行なっていた方はもちろん、行ったことのない人にもその子にあったデンタルケアをご提案させていただき、なるべく歯科処置の必要な回数が減るような取り組みを飼い主様と一緒に行っていきます。

歯科処置の流れ

  1. 01

    診察(口腔内チェック)

    歯科処置を希望される場合、まずは診察を行います。
    具体的には普段のデンタルケアや症状を確認後、お口の状態を獣医師がチェックします。
    歯石や歯肉の状態を見て、歯科処置が必要かを判断します。

  2. 02

    麻酔前検査

    麻酔リスクを調べる検査を行います。
    年齢や持病に応じて必要な検査をご提案致します。
    麻酔前検査は事前もしくは処置当日に実施します。

  3. 03

    歯科処置

    ① 口腔内検査(歯科レントゲン+プロービング)
    麻酔をかけたら、まずはお口の中のチェックを行います。歯科レントゲンという専用のレントゲンを用いた歯根部の評価と、プローブングという歯周ポケットの評価を行って、それぞれの歯をどのように処置するのか決定します。

    ② スケーリング
    歯の表面や歯周ポケットに付着した歯石と歯垢を犬猫専用の歯科処置機器(超音波スケーラー)を用いて除去します。

    ③ 抜歯(必要な場合のみ)
    口腔内検査の結果、重度の歯周病や齲歯(むし歯)などにより保存が難しい歯は今後の症状悪化や周囲の歯への悪影響を考慮し、抜歯します。
    歯を抜いた場所は必要に応じて自然に溶ける糸で縫い合わせます。

    ④ ポリッシング
    全ての処置を終えたら歯の表面を専用のペーストで磨き、細かな傷をなめらかに整えることで、歯垢や歯石を付着しにくくします。

  4. 04

    処置後管理~再診

    処置が終わったら入院室で処置後管理を行います。処置内容と麻酔中の様子、麻酔からの覚め方を見て退院日時を決定します。
    日帰り~1泊の入院となることが多いです。
    退院後は定期的な再診でお口の状態をチェックし、歯周病の再発を予防するためのアドバイスをさせていただきます。

歯科処置のよくあるご質問

Q

麻酔は必須?

A

処置中は超音波スケーラーの音や歯周ポケットを触られる違和感など、ワンちゃんネコちゃんにとっては耐え難い刺激が多々あります。
麻酔を用いずに処置を行うと、このようなストレスによって処置後の体調悪化や口を触られることがトラウマになる可能性が高いです。
また、処置中に動いてしまうと非常に危険な上に処置も十分に行うことができません。
ストレス軽減と安全性、治療効果の点から全身麻酔は必要不可欠です。

Q

高齢でも麻酔は大丈夫?

A

一般的には高齢であるほど麻酔リスクは上がりますが、高齢だから処置ができないというわけではありません。
当院では麻酔前検査で麻酔リスクを評価し、その子の状態に応じた麻酔管理を行います。
「この子は高齢だから」と諦める前にぜひ一度ご相談ください。

Q

歯は抜いても大丈夫?

A

ワンちゃんネコちゃんの歯は本来大きなものを細かく刻むためにありますが、現在市販されているフードのほとんどが丸呑みしても喉に詰まらない大きさであるため、歯で刻む必要がありません。
歯を抜いたときに違和感が出ることはありますが、多くは一時的です。
仮に処置によって全部の歯がなくなったとしても日常生活は問題なく送れることがほとんどですのでご安心ください。

Q

歯科処置の料金は?

A

処置の料金は抜く歯の本数によって異なりますが、抜歯すべき歯は当日処置時に検査を行って確定するため、処置前に正確なご料金をお伝えすることができません。
ご希望の方には見積もりを作成いたしますのでスタッフまでご相談ください。

Q

どのくらいの頻度が良い?

A

どのくらいの頻度で歯科処置を行うべきかはその子ごとに大きく異なります。
ワンちゃんネコちゃんの多くが長くて3年で歯周病が再度悪化してしまうため、基本的には1~3年に1回のペースで受けていただくことが多いです。
歯周病が悪化しすぎると抜歯する本数が増えて麻酔時間が長くなる傾向にありますので、悪くなりすぎる前の処置が理想的です。
定期的な診察で口腔内チェックをすることでその子にベストなタイミングをご提案させていただきます。

症例紹介

今後様々な情報を更新予定です。

飼い主様の声

今後様々な情報を更新予定です。